上関町と田ノ浦

5月の8日の夕方の便で、上関から祝島に渡り、
一泊して、9日の昼の便で柳井港まで船に乗り、
そこからJRで、実家の奈良に行きました。

GWにキャンプで大分にいたときに、山口の方と話ができました。
2年前からちょっとした知り合いでしたが、
今回、田ノ浦・祝島に行けたら行きたい、と話すと
7日の一日の時間をあけて、車を出してあげると言ってくださいました。

感謝。

7日遅くに徳山に着いた私を、上関町の泊まっていいよ、と言ってもらったおうちまで送ってくださりさらに、一緒に一泊してくださった。
ちょいと飲もうか、と焼酎を買うも、二人ともすぐに睡魔に襲われ、撃沈。

朝だ。10時5分の船で祝島に渡ろう、と当初は予定していたので、
その前に、田ノ浦の湾に連れて行くよ、ピンポンダッシュだ、と出かけた。

山越えて、車をおいて、しばらく歩くと
ものものしいフェンスとか看板。
中国電力さんが、埋め立て工事の工事場所に人が入らないように、と。
このものものしい写真は、もう、いいや。
先日、山口県知事の二井さんが、埋め立て工事の延長を認めない方針を提案した、というので
推進派も揺れているはず。
私はもちろん、原子力発電所をつくってほしくないが、推進してきた人のこれまでの人生を思うと
胸がつまる。そして、それでも勇気を出してほしい。

それで、登ったり下ったりして、田ノ浦の湾までついた。
この日はGWの協定で、どちらも人がおらず、
道の途中の警備員さんだけだった。

田ノ浦湾
田ノ浦湾.jpg

向こうに祝島が見えました。

さあ、そろそろ、船の時間があるからね、と帰る支度。

警備員さんのところを通ると
「耕耘機が来てましたが、もう、降りたので大丈夫です」と。
「ありがとうございます」と、こちらの車に着いたので、乗せてもらう。

少し走ると、あらら。
耕耘機、スピードでませんので、まだ、ここに、いらっしゃいました。
耕耘機.jpg

しばらく、らららん、って感じで後をついて、
「船、乗れなかったら、その時はその時で。」
と言ってましたが、途中で脇によけてくださり、追い越した。

ギリギリかなぁ、船。
車が着いたのが10時4分。
間に合った〜、と港に走ると、ぶ〜〜〜んっと高速船は港に寄らずに行ってしまった…

あら?
もう、誰もいないな、と目視して、行かれましたか… あはは。

案内してくれた彼女と、じゃあ、と違う案を考えていたら、急に彼女が
「そうや。個人のところだけど泊めてくれる方がいるので、電話してあげよう」と。

そんで、トントン拍子にその夜には、祝島に泊まれることに。
じゃあ、4時の船(そう、10時の次は夕方4時なのであった。)で島に渡って
次の日の昼にまた、島を出よう。

そう決めて、案内してくれた彼女とは別れました。

祝島に行けるわ、私☆


つづく


さかいのりこ



↓テレビの映像です。マスコミって、キツいね。
世論が動き出したのを受けて、簡単に変わってしまうマスコミの流れに
私個人は結果を待ち望む気持ちもあるが、その影に辛く厳しいものも見える。
それでも、勇気を出して。新しい世界に希望はあるのだから…。 祈り。
このまま中止になりますように。推進派の人の心が溶けて現状を肯定できるようになりますように。

〜原発計画に揺れる"奇跡の海"島民は
(ちょっと長いけど、きちんとみてください)
http://www.youtube.com/watch?v=yybC0ruHq-0&feature=player_embedded
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onomichi  sahara

福島第1原発事故発生以来、原発に対する冷静な判断が、やっと、目覚め始めた人々が増え始めましたね!

以前から、反対し続けて来た人、そして、反対を考え始めた人、未だ、無関心な人、どうあっても、推進を望む人・・・・・・・・!!

様々ですが、結局、いいの、悪いの、言い合ったとしても、原発事故で引き起こされてしまっている「事実」は、やがて、人間社会へ追い付き、さらなる現実を突き付けて来てしまいますからね!

そして、その「事実」が追い越して行く時、決定的な「破断」の本質を知る事となるのでしょうね!

最近は、エコ発電やエコ住宅へのシフトが叫ばれ始め、各企業がそれらの商品開発へと乗り出しました。

しかし、それも結局は「経済」至上主義の真っ只中での選択肢の一つにしか過ぎませんよね?!

電球が切れる前に、一瞬パット!明るくなる!そんな、現象と同じだと思えますが・・・・・・・・・。

まあ、あれこれ言うよりも、右も左も真ん中さえもひとまとめにして、その真上を軽々と飛び越えて行ける準備を、着々と進めていきましょう!!
by onomichi sahara (2011-05-24 17:35) 

ちばほうり

onomiti sahara さん

そうですね。

ややもすると、自分さえも、持ってる許容量の中での最善を、ということを考えるうちに、ついどっぷり経済至上主義にはまってるわ、と状態があります。

いやいや、もうちょっと飛び越えてみよう、と小さいジャンプでも必死で繰り返して、気がつけば軽々と飛び越えてた、ということだといいな、とポジティブシンキングです☆

最近、身近な人が、電球が切れる前の一瞬パッとの際に、深いところをつかんだな、という人がいて、不安定ではあるけど、可能性があるなぁ、と希望を感じました。自分のやり方にも。

準備、がんばります!!

さかいのりこ
by ちばほうり (2011-05-25 06:55) 

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